税理士法人新日本 石渡会計事務所は、昭和11年に創業した千葉県内で最古といえる歴史を持つ会計事務所です。歴史がある事務所というのは知名度や実績がありますし、豊富な事案をこなしてきたため、歴史の浅い事務所よりお客様にとって信頼感と安心感があります。しかし、その反面新しいことに対する取り組みに鈍いという弱点を持っていることも事実です。
先代から頼まれて、私が事業承継したのは29歳の時でした。新しいことへの取り組みに事務所内での反発は強かったのですが、若かったこともあり大改革を行いました。その後すぐに先代が亡くなり、親族間の相続問題なども起こりました。「経営なんて、そんなに難しくない」「相続なんて話し合えば、みんな単純に納得してくれる」「自分はその道の専門家なのだから」そんな甘い考えが、ただの机上の空論だと言うことを、イヤというほど思い知らされました。
どうして自分だけがこんなに苦労するのだろう・・・・・
経営は数字だけでなくメンタルな面でもこんなに大変なものだったとは・・・・・
遺産分割はできたけど、予期せぬことまで考えると本当にこれでいいのだろうか・・・・・
今まで頭の中で理解していた事と実際とは大違いでした。論理的にいくら話しても、人は理屈だけで動いてはくれません。こうした経験から、人についていろいろ考えさせられ、人からいろいろ助けられ、「人のやさしさ」や「人への思いやり」を学ぶことができました。
お客様が安心して相談できるようにお客様と同じ目線に立ち、できる限りのアドバイスをさせていただきます。
税理士という仕事を通じて、お客様の期待に真正面から取り組み、お客様と共に歩んで参ります。
きっとお役に立てると思います。